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インプラント

インプラント治療とは、歯を失った箇所の骨にチタン製の人工歯根(フィクスチャー)を埋め込み、
骨とチタンが結合した後に上部構造(インプラント義歯)を取り付ける治療法です。

インプラント

食べる、話す、笑う
失った歯を再生して楽しみを取り戻す
インプラント治療

つい最近まで、ごく一部でしか行われてこなかったインプラント治療ですが、歴史は非常に長く、起源は紀元前だと言われています。近年になってチタンが骨に定着する特性が発見されると、歯を失った方に快適な食生活を取り戻す人工歯根として急激に進化しました。

インプラント治療とは、歯を失った箇所の骨にチタン製の人工歯根(フィクスチャー)を埋め込み、骨とチタンが結合した後に上部構造(インプラント義歯)を取り付ける治療法です。 インプラントを用いる治療は、人工歯根を埋め込む外科手術、骨とチタンが結合する治癒期間、人工歯を作成し取り付けるまでの時間など、通常でも3~4か月の治療期間を要します。

切開しないオペ方式を採用

当院のインプラント治療は、切開しないオペ方式を採用しています。患者様の身体にかかるリスクを最小限に抑えた手術で、全身疾患やご高齢の方でも治療が可能です。手術時には静脈鎮静で手術への不安や恐怖を和らげますので、リラックスして治療を受けていただけます。

ザイゴマインプラントシステム

他院で「インプラントは無理です」と断られた方でもどうかあきらめないでください。
当院では、極端にあごの骨がないケースでも、頬骨にインプラントを埋めることによってインプラントを固定することができる画期的なシステム『ザイゴマインプラントシステム』を導入しています。
通常のインプラント手術が困難な患者様でも、オールオン4、フラップレス術式、ザイゴマインプラントといった先端技術を提供することによって、様々な状態の患者様ひとり一人に対して最適の治療ができるように努力を続けています。

骨再生治療

世界で初めてインプラント治療を展開した「ノーベルバイオケア」社のインストラクターでもある当クリニック院長の豊富な経験と知識で、他院でインプラント治療を断られた難症例の患者様の再生治療も多数手掛けております。人工歯根を埋め込む骨の高さや幅が不十分でインプラント治療を断られたり、迷われたりしている患者様は、当クリニックまで一度ご相談ください。

骨再生治療の種類

  • PRP

    PRP(多血小板血漿)の持つ、骨の再生や傷の治りを早くする性質を利用した治療法です。 患者様の血液から取り出したPRPを自家骨と併せて使用します。

  • GBR法(骨再生誘導法)

    インプラントを埋め込む部位に自家骨を充填して、薄くなった歯槽骨に幅を持たせる方法です。身体の自然治癒力を利用して、インプラントの周囲の骨を再生させます。

  • GEM21

    骨再生タンパクを用いて骨を再生させる方法です。骨が無くなった部分に詰めて歯周組織を再生させる働きがあり、重度の歯周病の方にも対応できる最新の治療法です。

  • 自家骨移植

    患者様ご自身の骨を採取して、歯槽骨が欠損した部位に移植する方法です。患者様本人の骨を利用しますので、拒絶反応がなく骨同士が接合しやすい治療法です。

インプラントの流れ

  • インプラント埋入

    一次手術(インプラント埋入) 所要時間(約60~90分)

    インプラントを骨に埋め込むための手術をします。
    治癒期間:骨と結合するまでの期間は約3か月。その間は月1回チェックを行います。

  • インプラントの頭を出す手術

    二次手術(インプラントの頭を出す手術)

    粘膜の下で骨の治癒を待っていたインプラントの上部に粘膜を貫通させる部材を結合します。

  • 歯の形状の採得

    歯の形状の採得

    上部構造の作成のための型を取ります。大型の上部構造の場合にはこの後、試適、適合性の確認など上部構造の作成に時間がかかる場合もあります。

  • アバットメントの装着

    アバットメントの装着

    作製した上部構造をインプラントの上に装着します。咬合・清掃性・見た目など日常生活で確認し必要に応じて調整を行います。

インプラントに関するQ&A

  • Q.

    インプラント手術は誰にでも可能ですか?私は生活習慣病の疑いがありますが、治療は可能ですか?

    A.

    病気が悪化しているときは避けてください。
    成長期にある子どもでなければ、一般的には誰でも手術は可能です。投薬などで症状が安定していれば手術は可能ですが、高血圧症、糖尿病、心疾患、脳血管障害、肝機能障害、骨粗しょう症、リウマチなどの病気が悪化している時は避けてください。

  • Q.

    インプラントの寿命は何年くらいですか?

    A.

    骨の状態やかみ合わせなどインプラントに影響する環境によって個人差がありますが、一般的に下あごは90%の方が10年以上、上あごはそれより少し下回ります。インプラントを長持ちさせるには、患者様自身でするケアに加え、定期的に来院して受けるメンテナンスなど口腔衛生管理が非常に大切です。

  • Q.

    手術が失敗することはありませんか?

    A.

    十分な術前検査を行った上で、担当医が万全を期して手術しますので、安心してお任せください。もしも、事前に予測できなかった原因でインプラントと骨が結合しないなどの事態が発生した場合、速やかに再手術を検討します。なお、日本国内でインプラント手術の後、重篤な全身症状が発症した報告はありません。

  • Q.

    手術は大変ですか?とても不安です。

    A.

    部分的な麻酔で痛みをコントロール、痛みはほぼ感じません。
    インプラントの手術は、そのほとんどが部分的な麻酔で安全に行われます。術後の止血処置は完全に行われますし、腫れや痛みも鎮痛剤を飲むことでコントロールできます。多くの患者さんは抜歯した時より楽だったと言われます。
    ただし、インプラントの植え込み本数が多い場合や、骨移植を受けた場合は生体の反応として腫れたり、痛みが生じたりしますが、抗生剤や鎮痛剤の投与、点滴処置などを受けることにより、傷口は約一週間でほとんど治療します。

  • Q.

    インプラントの費用はどのくらいかかるでしょうか?

    A.

    全国平均では1本30~50万です。
    インプラント手術の難易度、骨を造ったり移植したりする必要があるかないか、インプラントを植え込む本数などで異なりますので一概に申し上げられませんが、全国的に見てインプラント1本(人口歯冠を含む)の費用は30~50万円くらいかかります。治療費については、担当医とご相談のうえでお決めになることをお勧めします。インプラント治療に関わる費用は、保険給付されませんので高額になりますが、考え方として失った歯の代わりとしてインプラント人工歯をご自身の“第3の歯”として活用できれば、食生活や社会生活の質と健康の面からしても、金品にかえられない価値があると思います。

  • Q.

    他院で行ったインプラントにトラブルが出ているので診てもらえますか?

    A.

    はい、可能です。当院の院長はインプラントの指導医も行っており経験も豊富ですので、他院で行ったインプラントのご相談も承っております。

当院が選ばれる理由

REASON