診療内容一覧

歯周病・一般歯科

当院では、歯周病を単なる口腔疾患として治療するのではなく、全身疾患の初期症状として原因を特定し、
患者様の日常生活での問題点や食事バランス、ストレスなどを改善する治療を提供しています。

歯周病治療プログラム

歯周病の98%は治ります。

患者様を担当するドクター、歯科衛生士、健康管理士がチームで歯周病治療に取り組み、患者様には当院が用意した11箇条のプログラムを実践していただきます。このプログラムを受けられた患者様は、98%の方が歯周病を完治しています。

  • 歯周病菌の特定

    歯周病菌の数、種類を特定し、治療方法を選定します。

  • カウンセリング

    担当する歯科衛生士によるカウンセリングで、日常生活や食事の偏りなど、患者様が抱える問題点を明確にします。

  • データ収集

    血球検査、口腔内撮影、レントゲン撮影などを行い、歯周病の進行状況の確認を行います。

  • クリーニング

    歯石除去、除菌など、プロの専門器具を使って、口腔内を清潔にします。

  • ケア指導

    歯科衛生士によるブラッシング指導など、患者様自身で口腔内を清潔に保つためのプロの技術を指導します。

  • 治療後カウンセリング

    口腔内撮影を行い、治療の成果を確認します。今後の問題点やメンテナンス方法などについてカウンセリングを行います。

歯周病治療プログラム11箇条

当院では、歯周病は東洋医学でいう“瘀血(おけつ)=血が滞る”として捉え、全身疾患の黄色信号だと考えています。そのため、治療を始める前に、まず患者様自身が歯周病の原因をしっかり理解していただくところからスタートします。『歯周病治療プログラム』では、患者様を担当するドクター、歯科衛生士、健康管理士がチームとなってカウンセリングとトータルヘルスケアコーチング(THCC)を行います。

歯周病治療には、生活習慣や食生活の見直しが必須です。患者様には、クリニックが提示する11箇条を実践していただき、医療チームとの共同作業で完治を目指す治療を行います。

生活習慣の改善

  • 1

    歯茎のマッサージ

    血流を改善し、局所免疫力を高めます。

  • 2

    15~30分程度の半身浴

    心臓に負担をかけないように心臓の下まで40℃程度のお湯に浸かって半身浴を行い、全身の血流を改善します。へその下までの湯量で行う場合は、湯温は高めの42℃程度が目安です。

  • 3

    1日45分以上の連続速歩

    適度な運動、歩行は身体のバランスを整え、血管や神経の働きが活性化します。

  • 4

    最低5~6時間の睡眠をとる

    睡眠は身体の緊張を弛緩し、疲労を回復させます。血流が効率的に働き、体内の平衡を回復させる働きがあります。

  • 5

    ストレスコントロール

    ストレス状態が続くと、毛細血管が収縮して免疫力が低下します。自分にあったストレス解消法を見つけて、ストレスを溜め込まない解消法を見つけましょう。

食事の改善

  • 6

    適度な良質水分の摂取

    循環器の働きを改善するために、目安として体重の20分の1程度、約2リットルの水分を摂るようにします。消化酵素の働きを妨げないために、食前30分、食後1時間は控えめにします。

  • 7

    良質のたんぱく質を摂る

    味噌・豆腐・納豆などの大豆製品に含まれる脂質は、細胞の若さを維持します。反対に、乳製品や肉類など動物性の脂質は、末梢血管を詰まらせて細胞の老化を早めます。

  • 8

    穀物類中心の食生活にする

    主食はごはん。伝統的な日本食は歯周病治療にとって最適な食事です。

  • 9

    根菜類(大根・人参・ごぼう)などを摂る

    体内に蓄積した老廃物や不純物の排出する働きをします。

  • 10

    嗜好品

    ・禁煙:1日20本以上を喫煙する人は、歯周病治療の効果が出ないとの報告があります。

    ・飲酒の量を減らす:1日缶ビール(350ml)を1~2本まで。

  • 11

    青汁

    現代人の食生活で不足しがちなビタミン、ミネラル、植物繊維は、意識して補う必要があります。

歯周病の予防法は?

歯周病予防の基本は歯垢がつかないようにすることで、毎日の歯磨きと定期的な歯垢除去が有効です。歯周病菌は空気を嫌い、歯と歯の間で繁殖します。歯ブラシだけなく、歯間ブラシも1日1回1か所10回以上通してマッサージすることで空気を与え、菌を減らします。たとえ虫歯や痛みがなくても2~4ヵ月を目安に歯周病をきちんと診てもらえる歯科医院を受診し、歯のチェックや歯磨き指導を受けましょう。

バス法とは?

当院では歯周病をコントロールする唯一のバス法をご紹介しています。
バス法とは、歯ブラシの毛先を歯に対して45度に当て、毛先を歯と歯茎の間の歯周ポケットに入るように、小刻みに上下に動かしながら歯1本ずつ横に移動していきます。
小刻みに動かすことで、歯と歯茎のばい菌を除去し、歯茎をマッサージします。
力を入れすぎると歯茎を傷つけてしまうので、鉛筆を持つように歯ブラシを持ち、軽い力で磨くようにしましょう。

バス法で歯磨き

FDCオリジナル歯ブラシ

FDCオリジナル歯ブラシはバス法専用に開発した歯ブラシで院長と当院衛生士で考えたオリジナル歯ブラシです。
市販の歯ブラシは歯磨き粉を付ける用に硬めにできています(普通の硬さと表記されていても)。
その市販の歯ブラシで、当院で説明している磨き方(バス法)をしてしまうと歯茎は傷ついたりやせてきてしまいます。
当院でご紹介しているFDCオリジナル歯ブラシは。「バス法」専用に開発した歯ブラシで院長と当院衛生士で考えた歯ブラシです。

FDCオリジナル歯ブラシの特徴

  • 歯ブラシの太さ

    市販の歯ブラシと比べると2倍以上毛の太さが細いです。FDCオリジナル歯ブラシは0.007インチで毛先が歯と歯茎の間の溝の中に入りやすく作られています。

  • 歯ブラシの毛の硬さ

    毛の硬さが硬いと歯茎の溝の中に毛先が入り込んでも歯茎を傷つけてしまったり歯茎がやせてきてしまいますが、オリジナル歯ブラシは毛の硬さもやわらかめに作られています。逆にやわらかめだと歯ブラシの時に頼りない感じだと思いますが、オリジナル歯ブラシのナイロンはデュポン製のナイロンで腰がしっかりしていて頼りないと感じることはないと思います。

  • 歯ブラシのヘッドの大きさ

    ヘッド部は小さく作られているので奥歯の方まで歯ブラシが届きやすいです。
    腰もあって柔らかくて毛先も細く頭も小さいオリジナル歯ブラシは当院で説明している磨き方にとても適しています。
    力いっぱい磨かず適度な圧力とストロークで磨いていれば歯茎が傷ついたりやせたりすることはありません。
    歯磨き粉をつけることも歯茎が傷ついたりやせる原因です。この歯ブラシには絶対歯みがき粉をつけないでください。同じように磨いていても歯ブラシの形状や硬さでお口の中の状態の変化も両極端になってしまいます。マッサージの時には必ず当院おすすめの歯ブラシで磨いてください。

<注意点>
※歯みがき粉はつけないでください。
※歯ブラシは消耗品です。歯ブラシの寿命は2~3週間ですので毛先が開かなくても2~3週間で交換してください。

FDCオリジナル歯ブラシ

一般歯科

虫歯治療や、抜歯など。
痛みの少ない治療を心がけております。

身体に現れる発病には必ず原因があり、その原因治療こそが本当の医療だと考えています。当院では患部の対処療法、症状の原因を治療する根本治療と、予防技術指導を治療に取り入れ、患者様の身体と心の健康を取り戻す医療を提供しています。

診療内容の案内

一般保険診療・インプラント・口腔外科・歯周病予防・矯正歯科
審美歯科・ホワイトニング・顎関節症・咬合

治療の流れ

  • 初回説明

    スタッフより当院の治療方針、治療の考え方などをご説明いたします。

  • ヒアリング

    歯の治療歴や現在の痛みや症状などのヒアリングを行います。

  • レントゲン撮影

    口腔内全体のレントゲン写真を撮影いたします。

  • 状況説明

    レントゲン写真を基に、患者様の現在の状況をご説明いたします。

  • 応急処置

    痛みなどに対する応急処置を行います。

  • 説明・カウンセリング

    今後必要となる検査や治療に関するご説明、カウンセリングを行います。

  • 予防処置

    検査結果に基づき、今後の治療説明、予防処置、基本治療へと続きます。

  • メンテナンス

    基本治療が終了した後、噛み合わせの再構成、もしくは治療終了となりメンテナンスとなります。

親知らずの抜歯

当院の院長は口腔外科が専門ですので、難しい親知らずの抜歯も対応しています。
人間の歯の大きさは縄文時代から変わっていませんが、顎のサイズは3割も小さくなっています。
食生活の変化で顎が細くなった為、正常にまっすぐ生えず、スペースがなくなった事で親知らずは斜めや横から生えて、様々なトラブルの原因となります。

親知らずが引き起こすトラブル

  • ハブラシが届きづらく、虫歯や歯周病になりやすい
  • 歯並びが悪くなることがある
  • 顎の立ち上がりに生えることで、頭痛・肩こりの大きな原因になる
  • 口臭の原因

正確な診断と丁寧なカウンセリング

親知らずの周囲には太い神経が通っており、損傷すると麻痺がでるなどのリスクがあります。CTを用いた精密な検査を行うことで歯や骨の形態だけではなく、親知らずと神経との距離を正確に判別することができます。その診断をもとに術前のリスク説明などのカウンセリングをしっかりと行い処置をすすめていきます。

患者様に負担をかけない抜歯

なるべく短時間で抜歯を行うことで患者様の負担をできる限り軽減いたします。
不安感の強い方には通常の麻酔のほかに睡眠鎮静剤を使うことで、気分を落ち着かせて、リラックスした状態で処置を受けていただけますので、安心してお越しください。

親知らずの抜歯

当院が選ばれる理由

REASON